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消費者金融の生い立ち

消費者金融の生い立ち

今の消費者金融の原型となる貸金業の歴史は古く、貨幣経済の出現と共に「お金を貸す」という事を業とするビジネスモデルがスタートしたと言われています。

日本でも貸金業は今から約1300年前に貨幣の歴史と共にスタートし、その後江戸時代になると両替商の行っていた「大名貸」や、貸金業の一形態で落語にもよく登場する「質屋」など、様々な形態の貸金業が現れました。

江戸時代の貸金業の金利は、両替商が大名、旗本、御家人などに貸し付ける大名貸の場合は年利の上限が20%と定められていた様ですが、一般庶民に対する貸付に付いては規定がなく、質屋などでも年利が60%~100%で、中には年利の最高金利が365%というものもありました。

現在の消費者金融がスタートしたのは、いわゆる「高度成長期」と言われる1960年頃大阪で始まった「団地金融」が始まりです。

この団地金融の無担保、無保証で小口のお金を個人に融資するという小口金融のスタイルは、現在の消費者金融のビジネスモデルにもつながっています。

文字通り団地住民だけを貸付対象にしていた団地金融は、その後一般庶民を広く貸付対象とする貸金業にと進みましたが、貸金業者が毎月定収入があるサラリーマンを主なターゲットとした為、「サラリーマン金融」又は「サラ金」と呼ばれていました。

しかし当時は貸金業に関する法律が整備されていなかった事もあって、貸金業者の中には悪質な業者も混じっていた事から、厳しい取立てなどが大きな社会問題になりました。

この様な背景もあって1980年代になると、貸金業者に対する法規制を求める声が高まり、その結果「改正貸金業法」が施行され、上限金利もそれまでの年利109.5%から、73.0%に引下げられました。

又、貸金業者側でもこれまでのサラ金の悪いイメージを払拭する為、呼び名を消費者金融に統一してイメージチェンジを図る事になりました。

現在消費者金融の利用では当り前になっている、リボルビング形式のカードローンが誕生したのは、1993年に大手消費者金融の1社が「自動契約機」や「ATM」を店舗に設置したのが始まりです。

その後消費者金融は大手都市銀行との提携などにより、かってのサラ金のイメージは払拭されて来ましたが、上限金利は更なる法改正もあって、現在では年利20%までと定められています。

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