多重債務ってなに?

平成19年12月19日に施行された新しい「貸金業の規制に関する法律」は、昭和22年6月中旬に猶予期間が終わり、全条文が施行されます。
この法律は従来からあった法律が改正されたもので、その内容は消費者保護の観点が重視され、消費者金融にとっては非常に厳しい内容になっています。
この法律改正の背景になったのはいわゆる「グレーゾーン金利」の問題と、もうひとつ「多重債務」の問題です。
ではこの多重債務とはどの様なものでしょうか?
多重債務というのは簡単に言えば複数の貸金業者からの借入の事です。
ただ多重債務というのは十分な収入があって返済余力があるなら、何社の貸金業者から借入があっても別に問題はありません。
例えば現在日本にある企業のほとんどは東証1部上場企業も含めて、複数の金融機関から借入れをしています。
つまり個人で言えば多重債務の状態になっているわけですが、企業に対して多重債務が云々などとは誰も言いませんね。
それはほとんどの企業の場合、ちゃんと返済期日になれば借入を返済しているから問題にならないわけです。
問題なのは返済不可能な借金をしている事ですので、本来は借入先の数の問題では無いのです。
ただ確かに複数の消費者金融からの借入は、返済不可能な借入に繋がる可能性が大きくなりますので注意する必要があります。
消費者金融からの借入の理由で多いのが、クレジットカードによる買い物の支払の為という理由です。
最近はほとんどの方が複数のクレジットカードを持っていて、わりに気軽にカードでの買い物をしています。
ところが多重債務を負う方には、クレジットカードによる買い物をし過ぎて、その支払資金を調達する為に次々に消費者金融から借入をする方が結構おられます。
クレジットカードでの買い物というのは借金して買い物をしているのですから、この方は「借金の返済を借金でしている」のですね。
「借金で借金を返す」というのは、その時点で既に多重債務のスタートラインに立っています。
クレジットカードでの買い物では、今はやりのリボルビング払いが特に要注意ですね。
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